マンション建て替え円滑化が浸透
三级a片老朽化したマンションの立て替えを促す「マンション建て替え円滑化法」が施工された約4年になります。
デベロッパーや管理組合の取り組みは手探りながらじわじわと増えているようです。
三级a片円滑化法は2002年末に施行。建て替え組合が法人格を持てるなど建て替えのハードルが下がった。マンション再生協議会によると、同法に基づく建て替えは2003年に3件、2004年に4件、2005年に9件、今年はこれまでに6件認可されている。
うーん、意外とたったこれだけなんですね。
実際、課題はいろいろとあるようで。
建て替え自体への取り組みにはデベロッパー間で濃淡があるようです。
大手による千葉で最大級の建て替えを進める計画などがある反面、様子見の大手もいる。
用地取得コストが不要な反面、住民の合意形成などに時間がかかり事業に数年かかるとのこと。
また、販売住戸が最低40,50戸はないと手がけるメリットはないという。
容積率に余裕があり、一定の販売住戸を確保できるのは公社や公団の物件ぐらいのようです。
ただ、2010年には建て替え時期の目安とされる30年越えのマンションが100万戸になるとみられるので需要はなくなるどころが増えるとは思いますけどね。
円滑化法で立て替えがしやすくなったとはいえ、全体から見た効果はわずか。業界をあげて継続的に知恵を絞る努力が必要とのことです。